社員インタビュー
生地製造部
T.A
2020年度入社
Q.入社したきっかけを教えてください
細かな作業が大好きだった私は、前職でもカメラのレンズの部品を製造する仕事をしていました。ものづくりを軸にした別の業種でも働いてみたいと考え始めていたところ、純米せんべいを作る立正堂の求人に目が止まったのがきっかけです。
当時は、親戚に立正堂で働いている人がいたので「私でも働ける?」などさまざまな疑問をぶつけていました。すると、雰囲気の良さや休日をしっかり取れることなど、安心する要素をたくさん聞けたので、入社する決意を固めることができました。
自宅に帰り、私が立正堂で働きたいという気持ちを告げたとき、なぜか家族の方がワクワクしていたのをいまでもよく覚えています。やはり、家庭に当たり前のように置かれていた純米せんべいの力は絶大なようです。
Q.現在の仕事内容を教えてください
純米せんべいを変わらぬ形でみなさまにお届けするための「選別」作業が私の仕事です。
コンベアに乗って流れてきたせんべいのなかで、切れてしまっていたり、形が崩れてしまっていたりするものを取り除きます。この作業は、創業以来より“人間の目”でおこなわれてきたとても繊細な作業です。
入りたての頃はうまく選別ができず、側にいた先輩に頼るばかりでした。この道3年半を迎えた現在は、頭の中にある純米せんべいのイメージと違うものがあれば、瞬時に取り除けるほどスキルが上昇しています。
Q.仕事をしていくなかで大変だったことはありますか
衛生管理が徹底されているところは、とても重要なことである反面、大変な部分もあるのが現実です。工場に入る前には、手洗いはもちろん、クリーナー(コロコロ)で1分間のタイマーを使い作業着を徹底的に清掃します。
髪の毛が落ちないように、頭全体を隠せる帽子も欠かせません。純米せんべいを作るためには、どうしても湿度を上げなければならないので、夏場は少し大変かもしれないですね。
それでも、選別をおこなう私が異物を混入させてしまうなんて、絶対にあってはならない。そのような気持ちで作業に取り組んでいると、自然と業務へのモチベーションも上がっていきます。
Q.会社の雰囲気や環境について教えてください
私がとにかく伝えたいのは、会社全体がとても居心地の良い雰囲気にあふれていることです。誰にでもなんでも聞ける環境なので、何をすれば良いかわからずに仕事の手が止まってしまったことは一度もありません。
初めは、女性社員の少なさにうまく馴染めるのかドキドキしていました。しかし、誰とでも分け隔てなくコミュニケーションを取れているいま、悩んでいた時間がもったいなかったとすら感じています。
また、仕事内容についても女性であることが考慮されているところも、良い環境で働けるなと思う理由の一つです。選別など、力を使う作業が少ない持ち場を任せてもらえるので、安心して業務に当たれています。
これから一緒に働くあなたへのメッセージ
純米せんべいをスーパーで発見したり、友人の家に置いてあるのを見かけたりすると、「ありがとうございます!」とついお礼を言いたくなってしまいます。
身近で愛されている商品に、自分が関われていることが何よりも嬉しいんですよね。こんな気持ちになれるなんて、働く前は想像もついていませんでした。
ただものづくりをするだけではなく、居心地の良い環境のなかでやりがいをもって働けるのは、立正堂ならではの魅力だと思います。少しでも迷ったら、ぜひ話だけでも聞きに来てくださいね。